ラーメン二郎とは?
東京の三田に本店を構えるラーメン店で、現在はのれん分けを受けた店が東京近郊を中心に40以上もあります。メニューは豚骨ベースの醤油味のラーメンに茹で野菜(もやし・キャベツなど)とチャーシュー(ラーメン二郎では「ぶた」と呼ぶ)が載ったものの1種類だけで、他の味はありません。選択肢は麺・ぶた・トッピングの量だけです。このラーメンはかなり個性的な味と分量で有名です。ハマるとクセになります。このラーメンの熱狂的なファンはジロリアンと呼ばれます。炭水化物と脂のお化けのようなラーメンですが、意外なことに女性でも熱狂的なファンがいるそうです。
注文の仕方(コール)
- 事前に麺の分量とぶたの量を決めて食券を購入します。
- 店員から麺の量を聞かれます。この時に麺の硬さを変更したいときは伝えます。(麺固めなど)また、麺の量を少なくしてもらうことができます。(麺半分など)
- 「ニンニク入れますか?」と聞かれます。
野菜・の量や味の濃さを変えたいときはこのときに伝えます。
ニンニク以外について変更をしない場合は、ニンニクの分量を伝えるだけでよいです。
分量の表現は、「なし<少な目<マシ<マシマシ」です。
野菜・背脂を増やしたいときは、「野菜+分量」または「脂+分量」を伝えます。
「ヤサイorヤサイマシ<ヤサイマシマシ」、「アブラorアブラマシ<アブラマシマシ」などの表現になります。
味の濃さを変えたいときは、「味薄目<カラメ<カラカラ」と伝えます。
店員さんに伝えるときは組み合わせて伝えます。
なお、お店により若干表現が違う場合もあるようです。
実際にはこんな感じのやり取りになります。

麺の量は?

大!

小!、固め(でお願いします。)

小!、麺は半分(でお願いします。)

ニンニク入れますか?

なしでお願いします。

ヤサイマシマシ、ニンニクマシマシ、アブラ(でお願いします。)

全部マシ(でお願いします。)
ラーメンの分量について
麺の量は小でも普通のラーメン屋さんの大盛りぐらいの分量があります。
また、豚骨と背脂が効いた濃厚なスープなのでかなりお腹にきます。
初めて食べるときは大を避けるとともにヤサイマシなどは避けるのが無難です。
小食の人は麺の量を3分の1ぐらいにしてもらってもよいと思います。
私が大学生の頃はいつも大を注文していましたが、もうそんなに若くもないので大はさすがに無理そうです。

ニンニクと野菜のどちらもマシマシです。(これで小ぶたです)

全部マシです。(これで小ぶたです)
野菜マシマシと野菜マシを比較すると、野菜マシの方がかなり食べやすいです。
マナー
注文を確認したら麺を茹で始めます。
そのため、食べ終わったら長居はせずに席を空ける必要があります。
また、どんぶりとコップはカウンターの上にあげて、テーブルを拭いてきれいな状態にして次のお客さんに席を譲りましょう。
三田本店と新潟店の違い
新潟店では、「麺の量」と「ニンニク入れますか?」とほぼ同時に聞かれますが、三田本店ではラーメンの提供直前に聞かれます。
新潟店では、机上に胡椒、醤油タレ、七味が置かれていますが、三田本店は胡椒のみです。
新潟店では、冷水器が設置されていて水はセルフ方式ですが、三田本店は普通の水道水がそのまま出されます。
新潟店では、レンゲがありますが、三田本店にはありません。
雰囲気的には三田本店は殺伐としていますが、新潟店の方が初めての人でも入りやすい雰囲気です。

私は七味をかけたことはないのですが、今度試してみたいと思います。
