アオネバ登山口からドンデン山荘まで 福寿草を求めて

3月

 令和3年3月中旬にアオネバ登山口からドンデン山荘まで登ってきました。
 お目当ては福寿草です。
 まだ残雪があるので、とりあえず登れるところまで登ろうと思い登りましたが、落合から先は雪に覆われていたために夏道を何度もロストしてしまい、かなり難儀をしました。
 また、沢の一部も雪に覆われていたので、誤って上を歩いて踏み抜かないように注意して歩きました。渡渉をする際も沢に近づく前に雪庇を踏み抜いてしまうのではないかと思いかなり怖かったです。
雪は締まっていたのでツボ足で登りました。
 本当はドンデン池までいくつもりだったのですが、稜線に出るまでにかなり時間がかかったので止めました。
 帰りはアオネバを下山するのが怖かったのでドンデン線を歩いて下山しました。意外なことに、アオネバの登山道よりもドンデン線の斜面にたくさんの花が咲いていました。
 下山後、ゲート脇に福寿草が咲いていることに気づきました。さらに、帰りに車を運転しいるともっと手前の道路脇にも普通に咲いているのを発見してしまい、少し落ち込みました。

ドンデン線ゲートの写真

 ドンデン線は採石場の出入り口から先は通行止めです。ここから少し下ったところに駐車場があるのでそこに駐車しました。採石場の出入口付近に車を停めている方もいましたが、採石場の人に怒られたら嫌なので私はやめておきました。

アオネバ登山口の写真

 アオネバ登山口です。

 登り始めは雪がありません。

福寿草の写真

 お目当ての福寿草が咲いていました。

 落合の手前まではところどころ雪に覆われていました。

福寿草の写真

 花が開きかけているのもいいですね。

 落合です。ここから先が徐々に雪が増えていきます。

 夏道の判別が全くできませんので、ピンクリボンの目印を探しながら登ります。

 ピンクのようなものが見えた気がしたので登ったのですが、単なる見間違えでした。

 沢が雪庇で隠れています。

 ピンクリボンの目印を探しながらひたすら登ります。

 木の枝などで中が空洞になっていることがあるので、できるだけ木と木の間を歩くようにします。

 振り返るとこんな感じです。

 アオネバ十字路に出ました。

 金北山です。

 縦走路入口も雪で覆われていました。

 外海府方面です。

 金北山です。

 ゲートが雪に覆われていました。

 ドンデン山荘に到着しました。

 自動販売機は発売中止でした。

 ドンデン山荘も入口は封鎖されていました。

 本日のお昼です。
 サーモスのスープジャーで中身は鳥皮のスープとご飯です。
 鳥皮は安いし高カロリーなので登山のときによく作って持っていきます。
 味付けは創味シャンタンです。

 きちんと熱湯で余熱をしてからごはんを入れると、6時間ぐらいはほんのりとあったかい状態でごはんが食べられます。
 スープも熱々とまではいきませんが、十分に温かい状態で食べられます。
 500mlなのでかなりの容量が入ります。満杯に近い状態まで入れた方が温かさは長持ちします。
 380mlのスープジャーも持っているのですが、サイズが大きい方が若干温かさの持ちが良いので最近はあまり使っていません。
 また、ポーチはかなりの効果があります。
 なければ百均の断熱の袋に入れてもそれなりに効果があります。

 加茂湖と両津湾です。

 採石場です。

 加茂湖と両津湾です。

 ドンデン線はところどころ雪に覆われていました。ご覧のとおり倒木もありました。

結構大きな落石がありました。

 ここも風向きの影響なのか道路が雪で完全に覆われていました。
 ここから少し下ると雪も少なくなり、斜面のあちらこちらで雪割草や福寿草が咲いていました。

雪割草の写真
雪割草の写真
福寿草の写真

 花を楽しむだけなら、アオネバを登るよりもドンデン線を歩いた方がたくさんの花を楽しむことができるのでおすすめです。さまざまな色の雪割草も咲いていましたし、福寿草もありがたみが薄れるくらいあちこちで群生して咲いていました。
 福寿草の花言葉は「幸福」「祝福」「幸せを招く」「永久の幸福」「回想」「思い出」「悲しき思い出」だそうです。福寿草をたくさんみることができたのでいいことがありそうです。

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