官足法の公式グッズであるウォークマットⅡの体験談

官足法

 

官足法とは

 官足法とは、台湾人の官有謀さん(1927.4.26~2004.11.19)の提唱した健康法です。
 足の沈殿物が万病の原因で、足をもむだけで驚くべき効果があるというものです。

 初版は「1986年8月6日」となっており、なんと35年も前の本です。 
 私の購入した本は「2019年7月25日 第104刷発行」となっています。
 昭和に書かれた本なので、写真や図が少し古臭いと思う人がいるかもしれませんが、私は味があっていいなと思います。

 35年も売れ続けている本なのだからこれは効果があるだろうと思い購入しました。
 この本で説かれている健康法は極めてシンプルです。
 足の裏に沈殿している汚れをもみつぶし、足の裏だけではなくくるぶしなど膝上まで足全体をもむことによって血液の循環をよくして老廃物を腎臓まで流し、さらに白湯を飲んで老廃物の排泄を促進するというものです。足の裏には反射区というものがあり、そこの痛みで体のどこが悪いかわかるそうです。痛いのはその反射区の器官が悪くなっている証拠なので、汚れをもみつぶすのに痛ければ痛いほど効果があるとのことです。
 面倒くさい力加減とかそういうものがないのはいいですね。
 足の裏を実際に官足棒でもんだところ、腎臓、膀胱、小腸が特に痛かったです。肝臓も痛かったのですが、腎臓ほど痛くはありませんでした。
 そもそも足の裏を力を込めて棒でぐいぐい押せば健康な人でも痛いのではないかという多少の疑いがありますが、とりあえず著者を信じてみようと思います。

官足法のウォークマットⅡとは

 官有謀さんの考案したプラスチックの足踏板です。プラスチックの突起が、足の裏の反射区にちょうどよく当たるように工夫されているそうです。
 最初はグリグリ棒で足の裏をもんでいたのですが、思ったよりも手が疲れることと、私は痛いのが嫌いなのでどうしても手加減してしまうので、効果を上げるためにウォークマットⅡを買いました。
 ウォークマットⅡのお値段は7,150円(税込)で送料は1,100円でした。
 ついでに反射区図表(ラミネート)も購入しました。こちらは300円でした。

官足法のウォークマットⅡの写真
官足法のウォークマットⅡの写真

 この突起がよく工夫されているので足裏に食い込みます。

 反射区図表(ラミネート)です。

 説明書には「毎日15~20分踏んでください。最初は痛いので、バスタオルを敷いて、慣れるにしたがって徐々に薄くします。目標は、1カ月くらいで素足で踏めるように頑張りましょう!」と書かれていました。

ウォークマットⅡ(拷問マット)の体験談1日目

 なんとかウォークマットⅡの上に立てたものの、2回ほど足ふみをしたところで痛みのあまりそれ以上は動けなくなりました。しばらくは我慢してウォークマットに立っていましたが、すぐにギブアップしてしまいました。

官足法のウォークマットⅡに乗っている写真

 初日の結果はこのとおりでした。
 ウォークマットⅡを「拷問マット」と表現しているブログがありましたが、まさにそのとおりだと思いました。
 一つの突起だけを踏むというのが最終的に目指す使用方法なのですが、複数の突起の上に立つだけですごい激痛が走るのに、本当にそんなことができるようになるのか自信がありません。
 でも、たとえ短時間とはいえバスタオルを使わずに素足で踏むことができたので、私はもしかして順調なスタートを切ったのかもしれません。
 「官先生は駆け足で踏んでいます!」という信じられない使用法も説明書には書かれていました。
 そんなことができるようになる日が私にも来るのでしょうか?
 とりあえず頑張ってみます。

ウォークマットⅡ(拷問マット)の体験談2日目

  ウォークマットⅡを使用する際の向きを間違えていたことに気づき、正しい向きで乗りました。すると昨日よりも痛いような気がしました。足踏みはできず、そっと滑らすように少し足の位置を動かしただけでそれ以上は動けなくなりました。

 1日目よりは拷問に長く耐えましたが、まだ1分も我慢できませんでした。
 それにしても目標の20分までは遠い道のりです。
 この日は生殖腺(睾丸)、僧帽筋(頸・肩部)、膀胱が特に痛かったです。生殖腺はかかとにあり、かかとは固いので自分の手でもんでいるときは力がたりないのか全く痛みには気づきませんでした。
 生殖腺は別にどうでもいいやと思ったのですが、本のQ&Aに「年をとっているので生殖腺などもんでもしょうがないと思うのですが。」という質問があり、それに対して、「バカなこと言ってはいけません。生殖腺のあるかかとが汚れで固くなると記憶が悪くなりますよ。仕事にも精が出ない。これは性が悪いから精が出ないんです。元気も出ません。認知症、寝たきり老人になりたい人はもまなくてよいでしょうけど。」という回答がありました。納得です。

ウォークマットⅡ(拷問マット)の体験談3日目

 昨日と同様に足踏みはできず、そっと滑らすように少し足の位置を動かしただけでそれ以上は動けなくなりました。拷問に耐えられたのは52秒87でした。
 この日に痛かったのは生殖腺(睾丸)、小腸、すい臓、胃でした。
 「すい臓が弱り、そして腎臓も弱ってくると糖尿病になります。すい臓の反射区に米粒大のしこりがあり、強烈に痛む人は糖尿病の始まりです。」と本には書かれていました。
 米粒大のしこりはありませんでしたが、糖尿病はこわいので、グリグリ棒で念入りにすい臓の反射区をもみました。痛かったです。

ウォークマットⅡ(拷問マット)の体験談4日目

 この日は作戦を変更して、足踏みをせずにそのままじっと立っていました。そしたら拷問に耐えられた時間は1分30秒02になりました。

ウォークマットⅡ(拷問マット)の体験談5日目

 4日目よりもさらに拷問に耐えることができました。タイムは2分8秒09でした。
 痛い箇所は生殖腺(睾丸)、小腸、すい臓、胃でした。

 今日は目が疲れていたので、拷問マットに加えて官足棒で目の反射区を重点的にもみました。
 激痛です。
 それなりに時間をかけてもんだのですが、痛いままで変化なしでした。

「近眼でも眼鏡をかけるようになる前によくもんで、痛みがとれたらもう眼鏡は必要なし。」と本には書かれていました。
 私は既に眼鏡をかけているので手遅れかもしれませんが、現状よりも悪化させないために根気よくもんでいこうと思います。

ウォークマットⅡ(拷問マット)の体験談6日目

 拷問マット以外にも官足棒で足裏をグリグリもんでいた成果もあったのか、最初はあまり痛みがなかったのでこれは20分は余裕と思っていました。
 しかし、しばらく足踏みをしていたらすさまじい激痛が走りました。
 即座に断念したので、結局3分しか拷問に耐えることはできませんでした。
 上行結腸と下行結腸というところみたいですが、本の解説を探しましたが、まさかの記載なし。
 上行結腸と下行結腸は大腸の肛門手前の部分みたいです。
 官足棒でしばらくもんで見ましたが、変化なし。激痛が続きます。
 官足棒でもんでいたら、上行結腸と下行結腸以外にも、生殖腺が今日も痛いです。
 私の体は改善のしようもないかと思っていたら、本にはありがたいお言葉がありました。
 「足の裏のどこを押しても痛む人がいます。こんな場合、「全身病気だらけで、助かりようがないんじゃないか」と考えがちですが、それは全くの間違い。反射区は、軽い障害でもすぐ反応するので痛みが現れているのです。」とのことです。

ウォークマットⅡ(拷問マット)の体験談7日目

 今日は拷問に長く耐えようと準備をすることにしました。
 官足棒で昨日に痛かった生殖腺(睾丸)、小腸、すい臓、胃の反射区をグリグリと10分ぐらいもんで準備をしてから拷問(ウォークマットⅡに乗る)に突入しました。
 結果として、拷問に耐えることのできた時間が5分に達しました。
 目標の20分まではまだ遠いですが、確実に拷問に耐えることのできる時間が増えています。
 成果が実感できてとてもうれしいです。

ウォークマットⅡ(拷問マット)の体験談14日目

 ゆっくりと足踏みをしても何とか10分間耐えることができるようになりました。
 ただ、マットの端にある突起は怖くてまだ試していません。

ウォークマットⅡ(拷問マット)の体験談31日目

 前日にお酒を飲んでいない日は ゆっくりと足踏みをして 10分間、お酒を飲んだ翌日は2分程度でギブアップというのが現在の状況です。出張などで週末は家を留守にすることが多くなり、今は少しさぼり気味になってしまい、あまり進歩はありません。
 お酒を飲んだ翌日は本当に痛いので、お酒は体にダメージを与えているんだなあということを実感しています。
 官足法は少しサボり気味なのですが、それでも実感している効果があります。それは足の裏に水ぶくれができなくなったことです。私は登山が趣味なのですが、以前は長時間の山登りをした後は靴擦れや水ぶくれなどに悩まされていたのですが、最近はその悩みから解放されました。


 
 

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