ご飯を手軽に美味しく楽しむためにおすすめしたい道具としておひつがあります。
ひとり暮らしでおひつを持っている人は少数派だと思いますが、ひとり暮らしの人にもぜひおすすめしたい道具です。
おひつにご飯を入れるとおいしくなる
おひつは単なるご飯を入れる容器だと思っていました。
ところが、あるとき民宿に泊まって新米を食べたときにすごく美味しかったので、家の炊飯器で炊くとこんなに美味しくならないという話を民宿の人にしました。
しかし、民宿の人によると、ご飯は普通の炊飯器で炊いており、やっていることは炊飯器で炊きあがったらすぐにおひつに移しているだけでした。
おひつに入れるとなぜご飯がおいしくなるかというと、おひつが余分な水分がを吸収するため、ご飯がほどよい加減になるということでした。
かためのご飯もそれなりに美味しくなるそうです。
また、冷めても美味しいそうです。
おひつにご飯を入れると傷みにくい
おひつの中にご飯を入れておくと、ご飯の水分がほどよく調整されているし、おひつは通気性がよいので、ご飯が蒸れたようにならないために痛みにくいそうです。
お手入れが楽なセラミック製のおひつ
そこの民宿で使っているおひつはヒノキだったので、おひつはお手入れが大変そうですねという話をしたら、木のおひつは洗剤をつけずににたわしで洗って日陰干しをしなければならず、きちんとお手入れをしないとカビてしまうとのことでした。
おひつには木の他にもセラミック製のものがあり、セラミック製のおひつは木のおひつと比べると乾きやすくお手入れがずっと簡単ということを教えてもらいました。
セラミック製のおひつのメリット
セラミック製のおひつは木のおひつにないメリットがあります。
木製よりお手入れが簡単
木製よりも簡単に乾きます。
木製と違って洗剤で丸洗いすることができます。
冷蔵庫に入れることができる
セラミック製のおひつは、そのまま冷蔵庫に入れることができます。
タッパーなどに移す手間が省けます。
木のおひつは冷蔵庫にいれるとおひつ自体が傷んでしまいます。

電子レンジでご飯を温めることができる
おひつごと電子レンジに入れてご飯を温めることができます。
これは非常に便利です。
さすがに炊き立てとまではいきませんが、タッパーに入れたご飯をレンジで温めたものとくらべると美味しいです。
ただし、冷蔵したものをレンジで温めて、それをまた再度冷蔵するとかなり味が落ちます。


炊飯器はご飯を炊く道具であり、ご飯を保存するものではない
炊飯器に保温機能はありますが、長い時間に渡ってご飯の状態を保てるものではありません。
炊飯器でご飯を保温していると、水分が抜けて味がどんどん落ちて食感も悪くなり、色も黄ばんできます。2~3時間ぐらいだったらそこまで目くじらを立てることはありませんが・・・。
最近は美味しい状態を保つ高機能の炊飯器も存在するそうですが、あくまで例外であり、普通の炊飯器は長時間の保存には向いていません。
ひとり暮らしの私の使い方
私は3合が入るサイズのセラミック製のおひつを使っています。
ご飯が炊きあがったらすぐにおひつに移します。
1食分を食べたら、次の食事で食べる分だけをおひつに残し、他はタッパーに移します。
タッパーに移したご飯を1~2日のうちに食べる場合は冷蔵庫に、それ以上先に食べる場合は冷凍庫に入れて保存します。
次の食事のときに冷蔵庫からおひつを取り出してそのまま電子レンジに入れて加熱して食べます。
タッパーで保存しているご飯を食べる場合は、タッパーからおひつに移してから電子レンジで加熱します。
ご飯は炊きたてを食べる方が美味しいですが、まとめて炊いてタッパーに分けて保存しておくと、いつでも温かいご飯をたべることができるので非常に便利です。
私はおひつのサイズに合わせて3合で炊くことが多いです。
私が使っているのはこれです。
↓
他のセラミック製のおひつは使ったことがないので、他の製品より優れているかどうかはわかりませんが、普段使っている分には便利で気に入っています。