三斗小屋温泉 煙草屋旅館~秘湯の楽しみ

三斗小屋温泉 煙草屋旅館

 2022年5月の大型連休中に那須の秘湯に行ってきました。
 宿泊した宿は煙草屋旅館です。
 とてもいい宿でしたのでご紹介します。

三斗小屋温泉とは

 奥那須にある秘湯です。徒歩でしかいくことができず、最短ルートでも2時間程度はかかります。
 那須七湯の一つとされています。
 ちなみに他の6湯は那須温泉(鹿の湯)、北温泉、高雄温泉、弁天温泉、大丸温泉、八幡温泉です。
 三斗小屋温泉にある旅館は煙草屋旅館と大黒屋の2軒です。
 どちらも営業は4月下旬から11月下旬です。

部屋と料金

 部屋は大部屋ではなく個室です。知らない人と相部屋になることはありません。
 ひとりでの宿泊も可能です。
 料金は大人1人が一泊二日で11,500円でした。(繁忙期で500円増し)

お風呂

 宿から少し山を登ったところにある源泉です。

 宿まで引湯されています。

 煙草屋旅館には、女性専用内風呂、共同風呂、野天風呂の3種類のお風呂があります。
 お風呂はそれぞれに特色があるので全部のお風呂に入ることをお勧めします。
 そのためには、早めにチェックインした方が良いです。 

女性専用内風呂

 3種類の風呂の中で一番熱いです。岩風呂です。浴槽の大きさは一番小さいです。
 男性は午後1時~2時の間にしか入ることができないので、男性なら宿に到着したらすぐに入った方がいいです。
 私は時間的に余裕がなく、5分間ほどしか入ることができませんでした。

共同風呂

 木の湯舟の浴槽が2つあります。
 熱い浴槽とぬるい浴槽があります。
 私が泊まったときはぬるい浴槽より熱い浴槽の方が人気でしたが、ぬるい浴槽も20分以上入っていると十分に汗ばむくらいに体が温まります。
 ゆっくりと温泉を楽しみたいならぬるい浴槽もお勧めです。
 注意しなけらばいけないことは、混浴であることと女性専用時間があることです。
 ここの混浴は、脱衣所もひとつしかありませんので注意が必要です。

野天風呂

 景色が素晴らしいです。
 天気が良ければ夕焼けや星空を眺めながら入浴することができます。
 こちらも熱い浴槽とぬるい浴槽があり、熱い浴槽の方が小さくなっています。
 混浴ですが、女性専用時間が複数設定されているので注意が必要です。
 ①13:00~14:00 ②15:30~16:30 ➂18:00~19:00 

料理

 山小屋の料理としては、相当いい部類の料理だと思います。
 食材を宿まで運んでくださっているスタッフさんに感謝です。

夕食

 宿泊したときの夕食メニューです。

 ご飯の量です。
 私はエベレストにしました。
 

 夕食です。夕食の準備ができたことは太鼓で知らされます。

 イワナの甘露煮は頭まで食べられます。ごはんはおかわり自由です。

 メインの黒毛和牛のステーキです。

朝食

 朝食です。朝食も準備ができたことは太鼓で知らされます。

 朝食もご飯はエベレストにしました。

 たまごは温泉卵です。

販売

 ビールは350㎖で500円です。宿で買ったものは空き缶を宿で引き取ってもらえます。

 燻製+白ワインで800円でした。

アクセス

 山奥の秘湯であるため、徒歩でなければたどり着くことができません。
 どちらかのルートで来るのが一般的です。
 ① 峠の茶屋駐車場から三斗小屋温泉
   徒歩で約120分です。
 ② 那須ロープウェイ山頂駅から三斗小屋温泉
   牛首経由で約120分です。
   茶臼岳を登ってから宿に行きたい場合はロープウェイを利用することをお勧めします。
  なお、大型連休中は混んでおり、午前10時頃は付近の駐車場が満車状態でした。
  車で行く場合は早めに到着した方が良いと思います。

その他

 宿では携帯電話はつながりません。
 部屋にはコンセントはないため、携帯電話やカメラなどの充電をしたい場合はモバイルバッテリーを持参する必要があります。

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