佐渡には銭湯が2つあります。
場所は両津に1つ、畑野に1つです。
畑野にある銭湯は温泉だということで行ってみることにしました。
温泉の名前は「仙道温泉 湯林荘」です。
場所を調べてみると、日帰り温泉の松泉閣からすぐ近くにありました。
松泉閣は何回も行ったことがあるのに、銭湯の存在には全く気づきませんでした。
佐渡に住んでいる人でもあまり知らない穴場だと思います。
車のナビで向かいましたが、すぐそばまで行ったもののたどり着けず、Google map で場所を確認してたどり着きました。
両津方面から来ると、ローソン佐渡畑野店を過ぎて川の手前で左折し、右手にある最初の橋を渡ると外観が民家の建物があるのでそこが「仙道温泉 湯林荘」です。
田んぼのど真ん中にあります。
新潟浴場組合さんのホームページでは、「赤い橋を渡る」と書いてありましたが、災害でやられて建て替えられたのか現在は赤くありませんでした。
建物は民家のような外観で、とても銭湯には見えませんが玄関先にちゃんと看板があります。
入浴料は大人440円という表示と1日600円という表示がありましたが、値段を聞いたら440円とのことでした。
私が行ったら先客が1名いましたが、私が入って体を洗っているとお風呂から上がっていったので貸し切り状態になりました。
浴槽のお湯は茶色い色をしていました。
新潟浴場組合さんのホームページによると、コーラのような茶色でモール温泉と呼ばれるそうです。
「モール温泉」は、植物性の有機質を含む温泉を指す言葉らしいです。
お湯はそこまで熱くはなかったのですが、入ってみると温まりがよく、どちらかといえば長風呂の私もそんなに長く入っていられませんでした。お湯は臭いはなく、ツルスベ感がありました。
洗い場には固形石鹸がありましたが、シャンプーはありませんでした。
洗い場の蛇口はあまり出がよくありませんでした。お湯は温泉と同じ茶色いものでした。
白い手拭いはその茶色いお湯に何回浸しても真っ白なままでした。
なぜ???とっても不思議です。
万人受けするような温泉ではありませんが、個性を持ったお湯なのでマニアにはたまらないかもしれません。畑野方面に行く用事があったら再訪しようと思います。
いしはら寿司さんでのどぐろを楽しむ