私はアマゾンでよく買い物をするのでAmazon primeに加入しているのですが、おまけでついてきたAmazon Music Prime が思いのほか充実しているのでかなりの頻度で利用しています。
最近は1980年代の歌をよく聴いています。
1970年代生まれの私が好きだった当時のアイドルが斉藤由貴さんです。
Amazon Music Primeにベストアルバムがあったので数十年ぶりに斉藤由貴さんの歌を満喫しています。
斉藤由貴さん好きが再燃して2021年に発売されたセルフカバーアルバムも買ってしまいました。
斉藤由貴BEST
斉藤由貴さんの懐かしい名曲を楽しむことができるので非常におすすめです。
収録曲は以下のとおりです。
卒業
斉藤由貴さんのデビュー曲です。
序盤はあんまりやる気がなさそうに歌っているなと私は感じてしまうのですが、それなのに何故かちょっと切ない歌詞と調和していて不思議な魅力を感じます。歌に引き込まれてセーラー服とポニーテール姿の斉藤由貴さんが脳裏に浮かべばあなたも立派な病人です。
私の好きな曲のひとつです。
明星食品「青春という名のラーメン」CM曲でした。
斉藤由貴さんが「胸騒ぎください」というCMです。(胸騒ぎチャーシュー)
この曲の作詞は松本隆さん、作曲は筒美京兵さんです。
白い炎
斉藤由貴さん主演のテレビドラマ「スケバン刑事」の主題歌です。
印象的な曲のイントロを聴いただけで懐かしさがこみあげてきます。
「私 かなしい女の子ですか」というフレーズで悶えてしまいます。
斉藤由貴さんの歌声とメロディがマッチした素晴らしい曲です。
この曲の作詞は森雪之丞さん、作曲は玉置浩二さんです。
初戀
私は恥ずかしながらタイトルの「初戀(はつこい)」が読めませんでした。
この曲を当時は聴いたことがなかったのですが、淡い恋心を表現した歌詞と斉藤由貴さんの歌声があいまっていい曲だと思います。私は「どんな言葉も違う気がする 初めての気持ち」というフレーズがとてもいいと思います。
作詞は松本隆さん、作曲は筒美京兵さんです。
情熱
カセットテープ「AXIA」のCM曲です。
カセットテープは令和の時代では既に昭和の遺物となってしまいましたが、曲そのものは今聴いても歌詞も曲も素晴らしいと思います。「さよならねって言い出したのは 私の方が先立ったのに」というフレーズがとても心に沁みます。
作詞は松本隆さん、作曲は筒美京兵さんです。
悲しみよこんにちは
アニメ「めぞん一刻」の主題歌です。
単なるタイアップ曲ではなく、めぞん一刻のヒロインである若くして旦那さんを亡くした管理人さんこと音無響子さんの心情を表しているような歌詞がとてもいいです。
「今度 悲しみが来ても 友達迎える様に微笑うわ きっと約束よ」というフレーズがとても素敵です。
作詞は森雪之丞さん、作曲は玉置浩二さんです。
土曜日のタマネギ
インストルメントかなと思っていたら、曲の半分ぐらいが過ぎたあたりから斉藤由貴さんのアカペラが始まります。この曲もカセットテープ「AXIA」CM曲だったので聞き覚えのあるアカペラ部分は懐かしいです。
作詞は谷山浩子さん、作曲は亀井登志夫さんです。
青空のかけら
作詞は松本隆さん、作曲は亀井登志夫さんです。
「MAY」
作詞は谷山浩子さん、作曲はMAYUMIさんです。
砂の城
作詞は森雪之丞さん、作曲は岡本朗さんです。
「さよなら」
作詞は斉藤由貴さんご本人、作曲は原由子さんです。
ORACION ー祈りー
作詞は来生えつこさん、作曲は来生たかおさんです。
夢の中へ
斉藤由貴さんの代表曲のひとつです。
私は井上陽水さんが提供した曲だと思っていたのですが、カバーだったのですね。
井上陽水さんが歌ったものはいわゆるセルフカバーだと思っていました。
井上陽水さんのバージョンも悪くはないと思いますが、やはり斉藤由貴さんが歌っているバージョンの方が私にはしっくりときます。
この歌はバックコーラスでかなり下駄をはかせてもらっていると言った友人と喧嘩してしまったことがあります。
作詞・作曲はもちろん井上陽水さんです。
いつか
作詞は斉藤由貴さんご本人、作曲は山口美央子さんです。
なぜ
作詞は斉藤由貴さんご本人、作曲は筒美京平さんです。
雪灯りの町
作詞は松本隆さん、作曲は来生たかおさんです。
AXIA ~かなしいことり~
タイトル通り、カセットテープ「AXIA」CM曲です。
当時は小学生だったので無邪気な可愛らしい歌い方が印象的な曲だという認識で、歌詞の内容は全く頭に入っていなかったのですが、大人になってこの曲を聴くと歌詞の凄みに圧倒されます。
彼氏がいたこと、あなたと別れたくないから秘密にしていたという事実を告げる衝撃的な冒頭から始まり、あなたは好きだけど彼とも別れられないということを告げたうえで、よそよそしい態度はとらずいつものように接してほしい、私を責めないで、私を捨てないでというすごい歌詞です。
歌詞の中にある「ふたりは」という表現がすごいなと思いました。「わたしは」ではなく「ふたりは」という言葉を選択する作詞家さんのセンスに脱帽です。
こんな風に主張しているように聞こえます。
「わたしはかなしいことり」=自分は被害者(彼のことを隠していた加害者なのに何故か被害者面)
「ふたりはかなしいことり」=ふたりは被害者(私に過失があるのならあなたも共犯者)
まさに”魔性の女”のような歌詞ですが、この歌を作詞・作曲した銀色夏生さんはデビューしてまもない斉藤由貴さんのCMを見て衝動的に作ってしまったらしいです。
ポニーテールでセーラー服姿の清楚な少女の姿からどのようなインスピレーションを受けたのでしょうか?
何回か所属事務所をどぎまぎさせてしまうようなやんちゃなことをしてしまう将来を既に予見していたのかと想像するとさらに歌の味わいが深まります。
繰り返しになりますが、作詞・作曲は銀色夏生さんです。